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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
D0034
資料群名
気比庄区有文書
地域(近世,行政村,現在)
丹生郡気比庄村,朝日村気比庄,越前町気比庄(朝日町)
資料の年代
1706年(宝永3)~1926年(昭和1)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
気比庄村は天王川と和田川に挟まれたところに位置する。はじめ福井藩領で1686年(貞享3)幕府領、97年(元禄10)高森藩領、1712年(正徳2)から再び幕府領。村高は「正保郷帳」「元禄郷帳」「天保郷帳」いずれも1503石余。
資料群の概要
資料群は村方文書であり、(1)用水関係、(2)貢租関係、(3)その他に大別される。
(1)は天王川筋の二ケ・五ケ・七郷用水の争論についてのものである。1706年(宝永3)の「天王河原相論裁許絵図裏書」は用水井堰と堤防の築き様からきた川欠けの原因と地境を巡る争いで、天王・宝泉寺村の訴え、幕府への公訴・裁定となったものである。この紛争はその後も続いている。また、1862年(文久2)の「為取替申内済規定証文之事」はこの3用水が上流の上・下糸生村とおこしたものである。このとき、両糸生村はそれぞれ1か所の「天水溜池」のほか、新規用水路、新規溜池は埋め潰し、今後天王川加水の妨げとなるような新規なことはしないという済口証文を取り替わす結果となった。
(2)には1730年(享保15)から1866年(慶応2)までの年貢皆済目録49通と、1713年(正徳3)から1870年(明治3)までの年貢免状73通がある。
(3)には大正期の役場通達書類綴がある。
否撮カードはない。
(1)は天王川筋の二ケ・五ケ・七郷用水の争論についてのものである。1706年(宝永3)の「天王河原相論裁許絵図裏書」は用水井堰と堤防の築き様からきた川欠けの原因と地境を巡る争いで、天王・宝泉寺村の訴え、幕府への公訴・裁定となったものである。この紛争はその後も続いている。また、1862年(文久2)の「為取替申内済規定証文之事」はこの3用水が上流の上・下糸生村とおこしたものである。このとき、両糸生村はそれぞれ1か所の「天水溜池」のほか、新規用水路、新規溜池は埋め潰し、今後天王川加水の妨げとなるような新規なことはしないという済口証文を取り替わす結果となった。
(2)には1730年(享保15)から1866年(慶応2)までの年貢皆済目録49通と、1713年(正徳3)から1870年(明治3)までの年貢免状73通がある。
(3)には大正期の役場通達書類綴がある。
否撮カードはない。
県史収載
 
県史以外の収載
『朝日町誌』
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
D0258~D0261、D0709
関連資料一覧
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