内藤庄左衛門家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
D0023
資料群名
内藤庄左衛門家文書
地域(近世,行政村,現在)
丹生郡天王村,朝日村天王,越前町天王(朝日町)
資料の年代
1598年(慶長3)~1945年(昭和20)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
天王村は天王川が丹生山地から日野川の沖積平野部に流れ出る所の左岸山麓に位置する。はじめ福井藩領と幸若領の相給、1686年(貞享3)福井藩領分が幕府領となり、さらに1764年(明和1)から三河西尾藩領となる。ほかに天王社領がある。村高は「正保郷帳」で田方376石余、畑方102石余の計479石余。うち天王社領23石余、幸若領200石余、「元禄郷帳」では枝村天屋・木津見・宝泉寺を分立し、天王村294石余(幸若領15石余、天王社領23石余を含む)。なお幸若領15石余は1764年以前には幕府領に吸収されるが、これについては内藤源太郎家文書の所蔵者情報を参照されたい。64年以降西尾藩の陣屋が置かれた。
当家は、幕府領時代には庄屋役をたびたび務め、西尾藩領時代になると、割元・大庄屋役にも任じられ、苗字帯刀を許され、扶持米も与えられた家柄で、約1000点の文書を所蔵する。なお、寛政年間以降、七郷用水の井番頭を務めていることが、内藤源太郎家文書で確認できる。
資料群の概要
当村八坂神社文書写しと天王村太閤検地帳写し以外はすべて元禄期(1688-1704)以降の文書であり、田畑小前帳や年貢免状・皆済状、村明細帳、願書類など天王村一村に関するもの、普請時の記録帳や争論文書など七郷用水に関するもの、西尾藩の支配に関するものなどが主な内容である。このほか、近現代資料として、内藤庄左衛門氏の日中戦争従軍関係資料および動員事務関係資料がある。
天王村近辺は、西尾藩領だけでなく、幕府領・鯖江藩領・福井藩領・幸若知行所などが錯綜しており、用水争論など他領の村との争いが生じた場合、役所間の文通など交渉は複雑になる。1847年(弘化4)から71年(明治4)にわたる「諸案附込写控覚帳」「諸案附込明細帳」「案文諸事附込帳」など9冊は、西尾藩の割元・割元書役としてこれら争論の関係文書を控えたものである。このほか1864年(元治1)以降の「万事独案内」(5冊)と名付けられた用留があり、66年(慶応2)の西田中・田中村の打毀しなども記録されている。
またこの「万事独案内」には1867年(慶応3)1月から70年(明治3)12月の毎月の相場が記されており、たとえば米1俵の値段をみると67.8の銀500匁が68.8には1250匁、69.8には2700匁にまではねあがっている。
否撮カード長帳など冊子類約370冊、一紙類など約280点の内容は、冊子類では、年貢・用水関係の勘定帳・割賦盛立帳が過半を占め、一紙類では明和以降すなわち西尾藩領になってからの年貢割付・皆済状が約160通を占める。
利用条件
 
県史収載
資料編5 P.411-425 7点、通史編3 P.602、通史編4 P.923
県史以外の収載
『丹生郡古文書目録』『福井県古文書所在調査報告書』
複製本番号
D0154~D0176、D0211、D0350、D0379~D0382
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
原本の閲覧はできません。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。