古谷九兵衛家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
C0124
資料群名
古谷九兵衛家文書
地域(近世,行政村,現在)
坂井郡長畝村,長畝村長畝,坂井市丸岡町長畝(丸岡町)
資料の年代
1735年(享保20)~1900年(明治33)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
長畝村は竹田川の左岸、千田村の東に位置する。古代は「和名抄」に記される長畝郷の地。中世は長講堂領坂北荘内長畝郷の中心であったと思われる。はじめ福井藩領、1624年(寛永1)より丸岡藩領。丸岡藩の北部固めの要地とされていた。村高は「正保郷帳」によると1347石余。「元禄郷帳」・「天保郷帳」・「旧高旧領」では1348石余。高椋節夫家文書(C0027)の「高免牛馬男女竈数改帳」(1838年 天保9)によると竈数69・人数290・馬24。「足羽県地理誌」では、戸数122・人口570・牛馬35となっている。84年(明治17)、長畝村外10ケ村戸長役場の中心となった(『丸岡町史』)。
古谷家は九兵衛を名乗り、長畝村の庄屋や戸長、村会議員などを務めた。
資料群の概要
撮影資料は376点。大部分が明治以降の資料である。近世資料は約50点。
近世資料は、村方文書と私文書にわけられる。村方文書には年貢勘定目録などの年貢関係の資料や畦直しに関する資料、山久保村・女形谷村との用水争論に関する願書類などがある。私文書は高売渡証文などである。
近代資料は大部分が戸長役場文書である。税金関係や土地に関する資料の他、1881年(明治14)の福井県成立前後の石川県・福井県の布令綴が残されており、貴重である。さらに89年に坂井郡で町村制が実施されたが、その後の90年から翌年にかけての村役場の位置の変更や村会開設などの資料も見られ、興味深い。また90年に実施された第1回衆議院議員選挙についての通達や杉田定一が県会議員を辞職した後の補欠選挙に関する資料も見られる。
また、用水に関する資料も多く見られる。長畝村は山久保村・女形谷村と共に近世より新江用水を利用すると共に、その不足分を竹田川に五領堰を作って補ってきた。91年に五領堰用水組合を作っているが、その前年に新江用水組合からの除名願が提出されている(文書番号00286、00287)。
竹田川の曲流は激しく、流域の住民は何度も洪水に悩まされてきた。81年の7月2日の洪水では、県令石黒務に対し堤防破損所検査願を提出している(文書番号00092)。85年にも4月と7月に長畝橋が大破するほどの大洪水が起こっているが、資料よりこの時期、何度も堤防や五領堰の修繕を行っていることがうかがえる。
その他、入会山であった伏見山に関する資料や酒や染物などの通、借用証文、若越自由新聞などがある。
利用条件
 
県史収載
 
県史以外の収載
 
複製本番号
C1343~C1372
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
文書館に事前にお問い合わせください。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。