浅田益作収集文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
C0121
資料群名
浅田益作収集文書
地域(近世,行政村,現在)
坂井市坂井町長屋(坂井町)
資料の年代
1789年(寛政1)~1944年(昭和19)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
浅田益作氏は坂井市在住。1996年(平成8)、書画・骨董品店において焼却予定だった屏風の下地から、2,000点を超える古文書を発見。そのほとんどが福井藩の「寄合所」文書であり、自ら整理・翻刻して『福井藩 寄合所文書』上・下を刊行された。
2004年に寄託、2016年に追加寄託。
資料群の概要
撮影資料は、2,002点で、2点(02001・02002)を除いて下張り文書である。
このうち、資料番号00014~01894までの資料は、福井城下の11町組の有力町人から選ばれた組頭によって運営されていた寄合所が発信したものである。
下張り資料の特徴として前欠・後欠となった文書が大部分ではあるが、それまで名称すら知られていなかった福井城下寄合所の19世紀前半の業務の一端を知ることができるようになった。
寄合所の発信文書は、組頭や町輪番庄屋が回覧し、受領印(花押の場合もあり)を押して寄合所に戻されたため、まとまって残ったと考えられる。寄合所のおおまかな業務は以下のとおり。
(1)町奉行所からの触書や通達の町民への伝達
(2)領内各所へ順送りに運ばれる通知の発送
(3)さまざまな人足の徴用
(4)組頭の「寄合」での協議
・株仲間札の配付や冥加金・御趣意銀等の上納の仕方
・参勤交代をめぐる儀礼と年中儀礼の打ち合わせ
・神明神社・白山平泉寺等への町入用支出(「神明算用」「白山勧化」)
・緊急的な事態への対応
文書の内訳としては、全体の4割強が人足徴用関係、配符等の逓送関係と合わせると4分の3がこれらの業務のためのものとなっている。
利用にあたっては、『福井市史』資料編7、『福井藩 寄合所文書』上・下に収載されながら、本資料群に含まれていない200点ほどの資料があることを注意していただきた。これらは、浅田氏によって屏風に表装されており、この屏風もあわせて当館寄託されている(未撮影)。
これ以外の下張り資料では、1858年(安政5)~65年(慶応元)にかけての福井城下塩町の宗門人別一札約80点、御家老中達書控断簡、福井城下糀屋定書がある。
また、ほかに杉田定一の書簡が3通あり、宛名はわからないが、福井県の知事であった波多野伝三郎の辞職退官について触れた内容のものや関東大震災の時のようすを知らせる書簡があり、興味深い。他に福井県知事であった加藤初夫にあてた「八田善之進書簡」や「信証院蓮如上人御染亳」、三国内田家「記録」等がある(いずれも寄託外、撮影のみ)。
利用条件
閲覧できない資料あり。
県史収載
 
県史以外の収載
『福井市史』資料編7、『福井藩 寄合所文書』上・下
複製本番号
C1289、C2738~2760
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
文書館に事前にお問い合わせください。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。