吉川充雄家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
C0037
資料群名
吉川充雄家文書
地域(近世,行政村,現在)
坂井郡金津新町,金津町新,あわら市市姫(金津町)
資料の年代
1599年(慶長4)~1944年(昭和19)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
金津新町は、北金津町、南金津町とともに、北陸道が竹田川を渡るところに発達した宿場町で、高356石余の福井藩領。1789年(寛政1)の記録(当家「三金津等明細帳」)には、家数85、人数310で、百姓37人、毛抜屋9軒、鍛治屋3軒、紺屋1軒と記載され、毛抜・鋏の産地であった。吉川家は代々紺屋又右衛門を称し、紺屋を営み、また町役を務め、当家「勤中記録」によれば1798年(寛政10)以降長百姓、1857年(安政4)以降庄屋、1873年(明治6)戸長を務めている。
2004.6.20当館に寄贈。
資料群の概要
当家文書は、金津町の町方文書、紺屋仲間の文書、当家の私文書からなり、町方文書としては、庄屋御用留、条目写、制札写など、私文書としては、元禄期(1688-1704)からの香典帳をはじめ、火事見舞、年季奉公人請状などがある。紺屋仲間の文書は約20点撮影しており、その大半が1822年(文政5)の福井藩が行った藍玉の専売仕法に関連するもので、不良品の値引きと1年後の代銀支払いが認められなくなったことについての願書類であるが、金津だけでなく、森田、福井城下の紺屋仲間の願書案も含まれている。
ほかには、新規に紺屋を開業するものを許可しないよう紺屋仲間から金津奉行に願出た文書が複数ある。なお、元禄期前半の町方文書として「午歳諸事御用留帳」(元禄 3)「元禄四辛未歳諸事御法度留帳」「元禄四辛未歳南金津村家数改五人組吟味之留帳」「元禄之酉歳馬売買并替馬留帳」(元禄 6)「香典之覚」(元禄 7)があり、1789年(寛政1)の「三金津等明細帳」とともに金津の町全体についての資料である。用留類が豊富なのも特色であるが、これに関連して、『坂井郡古文書目録』(昭和43年調査)には1843年(天保13)から1866年(慶応2)の「金津新町庄屋又右衛門御用留 10冊(1括)」が記載されているが、この資料については、県史調査時の否撮カードでも寄贈資料でも確認できない。
県史調査時に否撮資料であった約130点のうち1799年(寛政11)から1811年(文化8)にいたる「田畠おろし附帳」や1897年(明治30)の若越両国全図などが寄贈資料に含まれていたが、1928-29年(昭和3-4)の新聞「金津タイムス」(1-5号)は確認できなかった。
利用条件
 
県史収載
資料編4 P.613-633 15点、通史編3 P.586・P.595、通史編4 P.81・P.318
県史以外の収載
『坂井郡古文書目録』 『金津町史』
複製本番号
C0314~C0319、C1270~C1287、C1464
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
文書館に事前にお問い合わせください。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。