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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
C0015
資料群名
松下俊夫家文書
地域(近世,行政村,現在)
坂井郡浜坂浦,吉崎村浜坂,あわら市浜坂(芦原町)
資料の年代
1661年(寛文1)~1856年(安政3)
資料目録件数
135
組織歴および履歴
浜坂浦は北潟湖東端に位置し大聖寺川が入り込む湾口の港として栄え、日本海の砂丘地をもつ。高は「正保郷帳」「元禄郷帳」「天保郷帳」「旧高旧領」ともに245石余。
松下家は浜坂浦の村役を勤め、漁業や海運業にも従事していた。
松下家は浜坂浦の村役を勤め、漁業や海運業にも従事していた。
資料群の概要
近世資料135点を撮影。浜坂浦の主な生業である漁業と海運業に関する資料など、浦の生活がうかがえる資料を多く所蔵している。1726年(享保11)の「覚」は入潟漁についての定書で5条からなり、吉崎・浜坂・北方3か浦の漁舟の数や北潟の柴漬漁業について規定している。浜坂浦には、1773年(安永2)の「浜坂浦明細帳」(常名家文書)では3艘、1838年(天保9)の「御差出帳」(C0016 順寺文書)では6艘の弁財船があった。当家資料からも越後や大坂と取引をしていたことがわかる。しかしその航海は決して安全なものではなく1702年(元禄15)の「荷打舟口上之事」は丸岡領出村の弁財船が越前岬沖で難船した際の記録である。
他の資料は借用証文、屋敷売券、御物成通など。
否撮カードは質入証文・借用証文など26枚。
他の資料は借用証文、屋敷売券、御物成通など。
否撮カードは質入証文・借用証文など26枚。
県史収載
『福井県史 通史編4 近世二』P.434
県史以外の収載
『芦原町史』、外岡慎一郎「「敦賀屋」調査報告(第2次)」(『敦賀論叢』23 2008年)
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館では原本は収蔵しておりません。代替物(写真複製本・画像)をご利用ください。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
C0096~C0098
関連資料一覧
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