吉野屋文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
B0030
資料群名
吉野屋文書
地域(近世,行政村,現在)
吉田郡松岡町,吉田郡松岡町,永平寺町松岡春日(松岡町)
資料の年代
1643年(寛永20)~1958年(昭和33)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
松岡は、福井平野の東端、九頭竜川中流域に位置し、1645年(正保2)勝山街道沿いの芝原郷上村(芝原江上村)を3つに分けた窪・室・椚の3か村の地に、松平昌勝5万石の城下町として建設された町である。窪・椚・毘沙門・台・本・極印・室・観音の松岡八町があった。しかし、1721年(享保6)松岡藩は廃藩となり、それ以降在郷町として変貌していった。城下町時代に作られた松岡八町は近世末まで存続したが、福井藩は松岡町の衰退をふせぐため、松岡特産の鋳物業や酒造業などの保護に努めるかたわら藩札両替の札場や火薬塩硝類の製造所を設けるなどの振興策をとった。
吉野屋は酒造業・両替商などを営む松岡町の大商人であった。近代になってからは松岡内の極印町の町会議長なども務めている。
2010年5月、当館へ寄贈。
資料群の概要
撮影資料1413点は(1)吉野屋の商売関係、(2)巡検使関係、(3)松岡町に関する資料、(4)売券・借用証文、(5)吉野屋の私家文書などに分けられる。
(1)では文化-文政期の棚卸し勘定帳、宝暦-寛政期の改帳などの帳面類が多数を占める。
(2)では1746年(延享3)・89年(寛政1)・1838年(天保9)などの廻国にさいして巡検使の本陣が吉野屋に置かれることになったことから、宿割帳、街道筋役割帳をはじめさまざまな資料がある。
(3)には1697年(元禄10)の「松岡町家数間数之帳」があり、この資料からは松岡藩が置かれていた当時には総間口2050間余、家数357軒を数えたことがわかる。
(4)では吉野屋が両替商を営んでいたため、多数の証文類が残っている。この中には川除普請、藩の工事費など、藩が支払うべき銀を立て替えて両替商である吉野屋が貸していたことがわかる資料もある。また、講に関する資料もある。
(5)には婚礼・出産、袴着・元服に関する帳面類などがある。
近代資料は酒税に関するものや極印町町議会に関するものなどがある。
否撮カードは香典帳など92点。
利用条件
 
県史収載
 
県史以外の収載
『松岡町史』
複製本番号
B0127~B0183、B0396~B0415、B0436
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
文書館に事前にお問い合わせください。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。