松田三左衛門家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
A0169
資料群名
松田三左衛門家文書
地域(近世,行政村,現在)
丹生郡南菅生浦,鷹巣村南菅生,福井市南菅生町
資料の年代
1655年(明暦1)~1965年(昭和40)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
南菅生浦(現福井市)は、越前岬北東の海岸沿いに位置し、「正保郷帳」によれば田方42石余、畠方4石余の46石余。江戸時代を通して福井藩領。おもに製塩、ウニ漁などの漁業で生計をたてていた。
戸数は、1810年(文化7)で17軒73人であったが、徐々に増加し、70年(明治3)には35軒217人となった。
松田家は、寛政年間以降三左衛門を名乗り、たびたび庄屋を務めていた。寛政年間以前では三郎兵衛を名乗ることもあった(00473)。
2008年3月、寄贈。
資料群の概要
撮影資料は、3113点で、おもに村方文書と松田家の経営資料を中心とする家文書から構成される。
村方文書では、(1)三左衛門がたびたび庄屋を務めた1808年(文化5)以降の村方文書が全体の4割、1200点ほどを占め、村法・土地・貢租・戸口・山方関係、用留類が豊富に残されている。
このうち、村法では高持百姓と雑家との間で取り決められた舟役銀の納入や魚の売買に関する1835年(天保6)と39年(天保10)の村定。貢租関連は帳簿類を中心に約300冊。戸口関連は、1810年(文化7)以降、60年間にわたって30冊を超え、別に同じ時期の宗門人別改帳8冊が残っている。また南菅生浦を含む海岸部21か村で共有する「札山」に関連して、内陸の三本木村との山境取極一札や山境争論関係が約120点ある。用留類では、1687年(貞享4)「在々御条目」、1775年(安永4)の村方締条目「毎年御触之写」をはじめ、文政期から明治初年にかけての「配符留覚帳」約30冊がある。
(2)これ以外に塩、魚、うに、油桐等の諸産物の生産・売買関連が当家の経営資料も含んで約300点。南菅生浦周辺で獲れるウニは江戸期には越前名産として知られ(「日本山海名産図絵」)、毎年福井藩へウニ(塩雲丹)を納めることが課されていた。これに関連した「御用うに人別覚」「御用うにふ納方帳」・願書類等が約70点ほど含まれる。
なお、1778年(安永7)「当浦長面并諸証文覚」、1830年(文政13)の「諸証文帳面目録覚帳」は、庄屋引継等の際に確認された文書類のリストである。
(3)当家の資料として、金融関係では借金証文類が約500点、ほかに文政期から明治期にかけて風向きや天候を記した天気日記、旅日記、公用・私用日記が約30点、寺社名所記類、暦や錦絵(「東海道五十三対」など)の版本も含まれる。
否撮資料は、03244-03247の4点。
なお、先行して調査した福井市史調査仮目録を活かして整理したため、文書番号が連続していない部分がある。
利用条件
 
県史収載
 
県史以外の収載
『福井市史』
複製本番号
A3229~A3545、A3551~A3771
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
文書館に事前にお問い合わせください。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。