刀禰茂兵衛家文書

目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
A0045
資料群名
刀禰茂兵衛家文書
地域(近世,行政村,現在)
丹生郡小丹生浦(村),国見村小丹生,福井市小丹生町
資料の年代
1584年(天正12)~1879年(明治12)
資料目録件数
 
組織歴および履歴
小丹生浦は、丹生郡北部の国見岳から流下する一光川の河口に位置する漁村。1645年(正保2)福井藩領から松岡藩領に、1721年(享保6)再び福井藩領となる。村高は田方3石余、畑方25石余。
刀禰家は、中世は浦刀袮を、江戸時代には庄屋役を務め、1665年(寛文5)刀禰市郎左衛門の持高は2石9斗余であった。安永・文化期には海運や酒造・麹商売にも従事した。
資料群の概要
当家の撮影文書は漁業・海運・難船関係を中心に約170点を数え、多数を占める海運・海難関係は、元禄期(1688-1704)に敦賀問屋から福井へ茶・みかんの回漕が行われていたことがわかるなど、北国海運の実態を知る好資料であり、ほかに水主証文の類もある。当浦を含め越前海岸の諸浦は、漁舟の繋留が困難で舟揚澗を利用するが、澗を所有しない舟主と澗主の間に貸借関係が生ずる。当家は「刀禰澗」と呼ばれる広い澗を所有しており、1658年(明暦4)「舟揚澗借用証文」などの関係文書を有する。
漁業関係資料も多く、1653年(承応2)「一札之事(シイラ漬場借用証文)」はシイラ漬木漁の本県最古の資料であり、また99年(元禄12)「覚(大網立ニ付買入諸道具書上覚)」は能登国から導入された大網の諸費用などその実態がよくわかる資料である。
否撮文書は約100点でほとんどが一紙文書。目録では否撮文書と撮影文書との明確な差異は認められない。これは、調査時の時間的・予算的制約によるとおもわれる。
利用条件
 
県史収載
資料編3 P.841-909 74点、通史編3 P.304 322 454 459、通史編4 515
県史以外の収載
『越廼村誌』 『福井市史』
複製本番号
A0368~A0372
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
原本の閲覧はできません。
利用上の注記(二次利用)
文書館に事前にお問い合わせください。