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福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
A0222
資料群名
瑞源寺襖下張文書
地域(近世,行政村,現在)
足羽郡小山谷村,社村小山谷,福井市足羽
資料の年代
年未詳~年未詳
資料目録件数
46
組織歴および履歴
瑞源寺襖下張文書は、福井市足羽に所在する臨済宗瑞源寺(第7代福井藩主松平吉品菩提寺)の書院の修理の際に、これに携わった建築士の国京克己氏により書院床の間襖下から採集された資料群である。
2023年10月、当館に寄贈。
2023年10月、当館に寄贈。
資料群の概要
瑞源寺襖下張文書は、江戸時代後期のものを中心に明治初期の文書までの約100点からなる(推定される点数。資料目録収録数は50点弱)。
襖そのものの保存状態は良好でなかったとみられ下張文書の状態も劣化が進んでおり、しかも下張りとして使用される際に無秩序に切断等がなされたために断簡が多く、1点ずつの文書として復元することは困難である。また、瑞源寺を出所とする文書が下張りに利用されている形跡はない。これらの諸点から、ほとんどの下張文書は資料的価値が乏しいと判断されるため、撮影対象となった文書は全体のごく一部である。
前述のように資料群は瑞源寺と直接関係のない文書からなっているが、それらは大別して(1)村方関係、(2)藩士関係、(3)その他の3シリーズに分類される。
(1)は、江戸時代後期の吉田郡灯明寺村および同郡三郎丸村などの貢納関係資料が若干認められる(資料番号00025、00026など)。(2)藩士関係には、藩士やその関係者間でやり取りされたとみられる書状や廻状、覚などのほか(資料番号00004、00005など)、福井藩士仙石喜左衛門家関係のものとみられる文書が複数あり、藩士の消費支出など家計やほかの藩士などとの連絡・交際等を示すものもみられる。また仙石家との関係の有無は未詳であるが、江戸時代後期の福井藩の人事記録に関係する資料の断簡が若干混在している(資料番号00001、00008、00021など)。(3)その他には東海道の宿駅等の覚書や支出の覚書など雑多な文書の断簡が含まれるが、(1)および(2)との関係の有無ついては未詳である。
襖そのものの保存状態は良好でなかったとみられ下張文書の状態も劣化が進んでおり、しかも下張りとして使用される際に無秩序に切断等がなされたために断簡が多く、1点ずつの文書として復元することは困難である。また、瑞源寺を出所とする文書が下張りに利用されている形跡はない。これらの諸点から、ほとんどの下張文書は資料的価値が乏しいと判断されるため、撮影対象となった文書は全体のごく一部である。
前述のように資料群は瑞源寺と直接関係のない文書からなっているが、それらは大別して(1)村方関係、(2)藩士関係、(3)その他の3シリーズに分類される。
(1)は、江戸時代後期の吉田郡灯明寺村および同郡三郎丸村などの貢納関係資料が若干認められる(資料番号00025、00026など)。(2)藩士関係には、藩士やその関係者間でやり取りされたとみられる書状や廻状、覚などのほか(資料番号00004、00005など)、福井藩士仙石喜左衛門家関係のものとみられる文書が複数あり、藩士の消費支出など家計やほかの藩士などとの連絡・交際等を示すものもみられる。また仙石家との関係の有無は未詳であるが、江戸時代後期の福井藩の人事記録に関係する資料の断簡が若干混在している(資料番号00001、00008、00021など)。(3)その他には東海道の宿駅等の覚書や支出の覚書など雑多な文書の断簡が含まれるが、(1)および(2)との関係の有無ついては未詳である。
県史収載
 
県史以外の収載
 
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用上の注記(二次利用)
福井県文書館に事前にお問い合わせください(0776-33-8890)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
 
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