管理セクション
福井県文書館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
A0212
資料群名
城本三左衛門家文書
地域(近世,行政村,現在)
丹生郡三本木村,国見村三本木長原,福井市国見町
資料の年代
1675年(延宝3)~1691年(元禄4)
資料目録件数
9
組織歴および履歴
城本三左衛門家は丹生郡三本木村に所在し、隣接する城崎家とは元は一家だったとの伝承がある。明治期には副戸長を勤めた。
2022年10月、福井県文書館に寄託。
2022年10月、福井県文書館に寄託。
資料群の概要
福井藩の軍学(兵学)に関わる資料群。義経流伝系図1点を除き、残りは武田流軍学に関するもの。前欠・後欠や錯簡がみられるため、正確な点数の把握は難しいが、内容や形状から9点を数える。武田流の資料には元禄4年、高田三郎左衛門知能から雨森兵助に宛てた3点が含まれる。高田知能は「姓名録」によると、寛文元年に召し出された福井藩士。『福井藩士履歴』の高田三郎左衛門の項には「正徳二辰三月十九日軍法之師御取立除被下、常之席へ入」とあることより、一時期藩の軍学師範を務めていたことがわかる。宛名の雨森兵助は、「姓名録」によると諱は周英、元禄6年家督相続後、同14年に儀右衛門と改名している。また武田流に関する資料には、明石甚左衛門による2点が含まれる。明石家は初代藤太夫貞弘が軍学に長じていたことから福井藩に召し抱えられ、その子藤太夫正弘、弟の甚左衛門慶弘も武田流の軍学を修め、同家は井原家の義経流とともに藩の軍学師家として幕末まで続いた。なお、士族ではない城本家にこれらの資料が伝来した経緯は不明である。
県史収載
 
県史以外の収載
 
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
 
利用上の注記(二次利用)
 
利用条件(文書館)
 
複製本番号
A6049
関連資料一覧
縮小画像の表示/非表示
表示
件
表示順