管理セクション
福井県立若狭歴史博物館
目録種別
古文書(資料群)
資料群番号
O0139
資料群名
久々子村庄屋文書
地域(近世,行政村,現在)
三方郡久々子村,三方郡西郷村,美浜町久々子
資料の年代
1659年(万治2)~1817年(文化14)
資料目録件数
60
組織歴および履歴
久々子村は若狭湾岸に沿って展開する村で、若狭湾と久々子湖に接する。「正保郷帳」での村高は475石余だが、「天保郷帳」では740石余まで著しく増加している。これは寛文2年(1662)に発生した地震後に開発した新田、用水開削後に開発した新田が多数含まれるためである。この新田開発は耕地を増加させたが、一方で久々子湖での漁業には不都合も生じたらしく、村人間の矛盾も惹起させた。
本資料群は古書店から入手したものだが、内容から見るに久々子村の庄屋家から流出した資料群であることが推測される。作成者を勘案すると、『福井県史』資料編8に収録された加茂徳左衛門家文書との関連が想起されよう。
本資料群は古書店から入手したものだが、内容から見るに久々子村の庄屋家から流出した資料群であることが推測される。作成者を勘案すると、『福井県史』資料編8に収録された加茂徳左衛門家文書との関連が想起されよう。
資料群の概要
年貢関係の資料と村内での銀出納関係の資料に大分される。とくに前者は寛文7年(1667)の新田検地帳が含まれることから、寛文2年の地震以降に変化した耕地の様子を知ることができ興味深い。また段付などの資料は連続したものが含まれるため、一続きの変化を知ることができ貴重といえる。
県史収載
なし
県史以外の収載
なし
備考
 
利用上の注記(原本閲覧)
福井県立若狭歴史博物館に事前にお問い合わせください(0770-56-0525)。
利用上の注記(二次利用)
福井県立若狭歴史博物館に事前にお問い合わせください(0770-56-0525)。
利用条件(文書館)
 
複製本番号
 
関連資料一覧
縮小画像の表示/非表示
表示
件
表示順